易占いが成功するか否かは、ひとえにあなたの心の状態にかかっています。つまり、どのような心の態度で占うかが大切です。
易占いとはいったい何なのか、なぜ当たるのか?について詳しく説明するととても長くなってしまいますので、ここでは細かい理屈はスキップして、あなたの願いを叶えるのに必要な心がまえ、基本的な考え方を3つお伝えします。
この3つの考え方を心の中心に置いて占いをすることで、易占いはその真価を発揮することができます。
ですから、占いで迷ったり、分からないという状態に陥ったときは、いつでもここへ戻ってきてください。
1、無限の可能性に対して心をオープンに
最初にひとつ質問があります。
あなたは東京から出発してローマへ行くことに決めました。行き方は何通りあるでしょう?
成田からJALの直行便でローマ入りするか、それともLCCで上海・ソウル・バンコク・フランクフルト・ヘルシンキなどアジアまたはヨーロッパの主要都市を経由してローマまで行く…。
ローマへ行く方法はそれだけでしょうか。
いいえ、飛行機以外にもありますね。鉄道や船だってあるでしょう。ではそれだけでしょうか。
そんなことはないですよね。車や自転車で移動することもできるし、歩いたり走ったり、方法はいくらでもありますね。象やラクダに乗るのも面白そうです。
易占いで質問して答えを受け取るのはこれに似ています。
決まった答えというものはありません。易のメッセージがインスピレーションになって、今までは見えなかった道が見えてきたり、解決策が閃いたりします。
例えば、「徒歩で行くなんて無理!」と思いますよね。
でも「何かこちらの道が面白そうだから、とりあえず行けるところまで行ってみよう」と気楽な気持ちで歩き始めたら、すぐに道端で100万円を拾ったりなんてことになるのです。
易の勧めてくる道は、割と急展開ですね。
「角を曲がったら、そこにはもう!」という感じです。
ですから占いの結果を読むときは、いろいろな可能性に対して心をオープンにしておくことが大切になります。
心がまえ1【無限の可能性に対して心をオープンに】
2、易は必ず答えを知っている
易に質問するとき、いったい誰に尋ねているのでしょう?
易の神さま?それとも自分の心?
ユングは「集合無意識」と言いました。
エイブラハムは「ソースエネルギー」と言っています。
「ハイアーセルフ」とか「無限の知性」と言う人もいます。
どう呼んでも同じです。
とにかく普段の意識では知覚できない存在に聞いているということです。
直感とか虫の知らせにも似ています。
違うのは、直感や虫の知らせは、いつでも誰でも使えるわけではないけど、コインやサイコロを振ることは、無限の存在にアクセスする方法として、いつでも誰でも使える手法だということです。
ちょっとだけ自分の意識を集中させてサイコロをふることで、いつでも無限の知性にアクセスすることができます。
そして易、つまり無限の知性は必ず答えを知っています。
あなたの知らない答えを知っています。
心がまえ2【易は必ず答えを知っている】
3、易は、いつでも100%あなたの味方
易は、常に全力であなたを助け、幸せへと導きたいと思っている存在です。
なんとかして、どうにかして、どんな手を使ってでも、使えるものは何でも使って、あなたを幸せへと導きたいと願っています。
その道筋を常にあなたに示し、提案し、すべてをあなたに知らせようとせっせとシンクロニシティを起こし、心が浮き立つようなアイデアをせっせと送り続けます。
とは言え、あなたにできないことは勧めてきませんし、嫌がることを無理矢理させるようなこともありません。
あなたは易に「こっちはどうだろうか?」「あっちはどうだろうか?」と質問しながら、自分が楽な気分で取り組める方法、気分が良くなる方向へと進んでいけばいいだけです。
なぜなら”今ここ”で気分が良くなる方向こそが、あなたの永遠に続く幸せへの道だからです。
そして、望みが叶わなくてイライラするときや不安になったときは、その都度易に聞いてアドバイスをもらえばいいのです。
「本当に、こっちの道で合ってるの?」と聞いてみてください。
易の言ってることが分かりにくいときは「もっと分かりやすく教えて!」と聞いてください。
易は絶対にあなたを見捨てたりしませんし、「いい加減にしろ!」と急に怒り出したりもしません。とても忍耐強くあなたのことを導いてくれます。
そしてあなたが易に対して信頼を寄せるほどに、アドバイスは真実へと近づいていきます。
心がまえ3【易はいつでも100%あなたの味方】
まとめ
- 無限の可能性に対して心をオープンに
- 易は必ず答えを知っている
- 易はいつでも100%あなたの味方
以上の3つが、易占いで願いを叶えるための心がまえでした。
この3つを心に定着させるのはときに難しいこともあるのですが、ここが揺らいでしまうと願いの周りをぐるぐると周回するだけということにもなりかねません。
つねに基本に立ち返り、この3つのことを思い出すようにしてください。
エイブラハムはいつも言っています。
「あなたは何にでもなれて、何でもできて、何でも手に入れることができる」
これは本当のことです。
繰り返し易に尋ねることで、願いを叶える道のりが見えてきます。
そして、どのように願いが叶っていくのか?その道中も楽しめるようになったら、そのときもうあなたはローマにいるはずです。