猫がやってきて自由になった話

ある日の引き寄せワークショップからの切り抜きです。

エイブラハムはよくその話の中で、「抵抗」という言い方をします。

「抵抗」というのは簡単にいうと、不平、不満、不安などの感情です。

「願いが叶って欲しいのにさっぱり叶ってなくて不満」とかですね。

その抵抗を手放すために、猫を撫でたり、散歩に行ったり、瞑想したりすることを勧めています。

今回はそんな感じの話です。

猫がやってきて自由になった話

男性:
猫の話を続けます。私にとってとても心が癒されるからです。

昨年、とても良いタイミングで猫がやってきました。人生に猫が必要だったのです。

そのとき私は、とても大切なものを失いかけていましたが、どうすることもできませんでした。だから、抵抗を手放して、ありのままの自分を受け入れ、何が起きても受け入れるようにしました。

すると、物事が正しい方向に進み始めたんです。そのおかげで、私は今ここにいます。人生を取り戻して、再び生き始めると、願望が戻ってきて、いくつかの願いが現実になっています。

強いつながりがありました。エイブラハムもそのひとつです。私の人生にはすでにエイブラハムがいました。だからこそ乗り越えられたのです。私は特別なものに愛着を持っていて、明確な願望があって、全ては上手くいくと知っています。宇宙に任せています(let go of)。でも同時に…

エイブラハム:
ええ、私たちはあなたが願望を手放してほしくはないのです。ですが、時にはそれについて考えることをやめなければならないことがあります。抵抗を手放すためにです。

あなた方が願望を手放すことは決してありません。それはボルテックスの中にあり、あなたに向かって進んでいて、あなたはそれを受け入れる準備ができています。

しかし、時には本質的に何かを手放す必要があるのです。つまり、それについて考えたり話したりするのをやめなければなりません。なぜなら、その主題について考えるたびに、あなたは抵抗のある思考を活性化させてしまうからです。(注:それが無いことに気づいて不満を募らせてしまう)

だから、しばらくはそれについて考えない、というようにただ手放すことができれば、抵抗は和らぎ、そして再び目的地に向かって進み始めることができます。

男性:
それが、昨年私を支えてくれたのです。それについて考えるのをやめたのです。自分が持っているものの少なさを見るのをやめたのです。

しかし、今私がここにいて、あの頃に戻りたいと願っています。戻ることはできませんが、戻ることができたとして…

エイブラハム:
何に戻るのですか?それについて考えないことに戻るのですか?どういう意味ですか?

男性:
(そのときの)私は自由だったんです。

エイブラハム:
唯一の自由は抵抗からの自由です。

(ここにいる皆さんには)彼の言っていることが聞こえていますか?

彼は、あなたが何かを望んでいて、望みがやってこないように見えるとき、それがあなたを苦しめると言っています。

あなたが望めば望むほど、そして望んだことがやってこなければこないほど、そのことがあなたを苦しめるのだと言っています。

しかし、もしあなたが手放すことができれば…。これは、願望を手放すように言っているのではありませんよ。願望があることを受け入れながら、願望実現への欲求を一時的に手放すように言っているのです。

いずれにしても、抵抗の原因になっているものを手放せたら、あなたは自由になります。なぜなら、あなたを縛っている唯一のものは抵抗だからです。

緊張や不快感を引き起こす唯一のものは、あなた自身の願望に対するあなた自身の抵抗なのです。

だからこれは大きな話です。昔からある話です。

「手放せ、神に任せよ」という昔からの会話です。

とても素敵に聞こえますね。「もうそれについて考えないことです」と。

まあ、ご親切に。アドバイスに感謝申し上げます。(会場笑い)

なぜなら、本当に大切なことについて考えないのは難しいからです。

しかし、それについて考えることが、本当に辛くて、生きていくのも難しいほど辛いなら、考えるのをやめた方がいいでしょうね。それほど辛いのなら。

そうであれば考えるのをやめることで、自由を取り戻せるかもしれませんね。

でもそんなに難しく考えなくてもいいんです。

私たちは今日もずっと、もっと簡単な方法についてたくさん話してきたんですから(もっと簡単なことから始めてください)。

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