ある日の引き寄せワークショップからの切り抜きです。
ジェリー(エスターの旦那さんで、今は非物質的な存在としてエスターと共に引き寄せの法則を広めている)は、経済的に困難な状況に陥っている人々をカウンセリングする中で、彼らが全てを失って、いわゆるどん底に陥ってから、ようやく立ち直ることに気づきました。
なぜそんなことになってしまうのか?
なぜ底を打ってからでないと浮上しないのか?
これって、引き寄せ的におかしくはないのか?
ということについてのエイブラハムの言葉です。
私自身は、幸か不幸かどん底は体験したことがないのですが、抵抗を手放すことの恩恵は日々受け取っています。
【どん底】引き寄せの法則を信じて実践した人の末路【ダメだこりゃ】

ジェリーが財政的な問題について人々をカウンセリングしていたとき、彼らの中には、ド派手なライフスタイルが原因で深刻な財政難に陥っている人々がいました。いつも彼らが最初に失うものはボートでした。それから3台目の車、それから2台目の車、そして、そして、そして…。
そして、大抵の場合、その人々はすべてを失うことを余儀なくされた後、ようやく立ち直るのです。すべてを失ってから、やっと立ち直るのです。どうしてちょっとだけ失ったところで立ち直ることができないのかと、ジェリーは不思議に思っていました。
答えは簡単で、すべてを失うと、何にも執着しようとしなくなるからです。執着をやめると、抵抗はなくなり、あなたの(心の)コルクはすぐに水面に浮かび上がってきます。
(注:水中のコルクから手を離すと自然に浮き上がることに例えている)
「どん底」を経験しなくても立ち直る方法
しかし今のあなたは、それを逆転させることができることがわかっています。プロセスのどの時点でも、コルクを浮かび上がらせることができます。
手放すために大事なもの(ボートや車)を失う必要はありません。なぜなら手放すというのは、物質的なものや、願望実現を手放すことではないからです。願望実現の邪魔をする抵抗(不平、不満、憤り)を手放すことだからです。
しかし、手放すことを始める前に、抵抗がどのような感じで、何を意味するかを知る必要があります。抵抗とは、内なる存在は望む光への道をはっきりと見ているのに、私がそれを別の方法ではっきり見ている状態です。
内なる存在が何を知っていて、自分が何を知らないのかを理解してなくてもいいのです。内なる存在が知っていることを知らなくてもいい。あなたはただドラムを叩くのをやめるだけでいいのです。ドラムを叩くのをやめると、内なる存在の信念が、あなたを望む場所へと直接連れて行ってくれます。
(注:ドラムを叩くとは現状に対する不満を募らせること)
頑張らなくてもいい
だからこの会話全体は、「頑張りすぎること」のカテゴリーに入るのかもしれませんね。つまり、自分の経験を正当化したり検証したり、他人に対して自分の価値を証明しようとすることについてです。
そういったことをしなくてもいいのだとしたら、素敵なことではありませんか?それを知っていたら気が楽になりませんか?
誰かに何かを証明する必要はなく、人生は自分にとって良いもので、自分の内なる存在やすべてが自分を助け、よくなるように助けてくれているのだと、本当の意味で理解できたら、そしてもう少し自分を信じて、もう少し信頼することができたら…すごくいいでしょう?
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