現実を変えたい、今と違う人生経験を引き寄せたいと願っていたとしても、私たちはどうしても「今、何が起きているか」という事実に囚われて、なかなかそこから抜け出すことができません。
そしてつい「世の中とはそんなものだよ」とため息をつくのです。
しかし、現実を動かす鍵は「現状への正確な認識」ではなく、自らが生み出す「感情」にあります。
今回は、新しいストーリーを語り、そのときの「感情」にFOCUSすることで、現状の束縛から抜け出していく方法について、エイブラハムのワークショップからご紹介します。
事実ではなく「感情」に焦点を当てる
分析的で優秀な頭脳を持つ人ほど、現状を細かく分析し、定義づけたくなります。
しかし、素晴らしい経歴や実績があり、それが表向きには誇れるようなものであったとしても、心の奥底で
「この道を選んだのは自分なのだから、これからもここでやっていくしかない。世の中とはそういうものだ」
という束縛感や妥協を感じていたとしたら、それが望む現実を受け入れることのブレーキになってしまいます。
これについて、エイブラハムは次のように語っています。
あなたにやって欲しいのは、事実ではなく感情に焦点を合わせることです。思考ではなく感情に焦点を合わせるのです。
Abraham-Hicks Publications
(We just want you to focus on feeling, not on fact. Focus on feeling rather than on thought.)
頭で分析した事実ではなく、そのアイデアが自分の中で「どのように感じられるか」という「感情」に意識を向けることが重要になってきます。
これはどのレベルのアイデア、思考でも同じことです。
波動のエスクロー(預託口座)はすでに壮大に育っている
これまでの人生経験の中で、あなたが望んできたことはすべて「バイブレイショナル・エスクロー(波動の預託口座)」に蓄積され、計り知れないほど巨大に成長しています。
それはとても壮大なものです。知的に定義するには、あまりにも大きいのです。それは感情によって定義されるべきものです。
Abraham-Hicks Publications
(It’s so magnificent. It’s not something that you can intellectually define. it got too big for that. It’s something that you emotionally will define.)
頭で考え、定義し、比較する能力は、当然あってしかるべきもので、多くの方が得意とするものです。
しかし、望む現実を引き寄せようと願うときは、今ある限界にとらわれることなく、
「自分が望む世界は、どれほど胸が高鳴るものだろうか」
と、その拡大した世界を感情的に捉えていく必要があります。
そうすることで、とても遠くまで手を伸ばしていくことができるようになります。
感覚的にすっかり馴染むまで新しいストーリーを語る
新しいストーリーを語るとき、現実のデータや過去の事実は一切関係ありません。
以下のように定義して、新しいストーリーを語り始めましょう。
もしこの「時空の現実」が私に願望を抱かせるだけの資質があるのなら、同じくこの「時空の現実」には私の意図を満たし、形にする資質もあると信じている。
Abraham-Hicks Publications
(if your time space reality can give you thewherewithal to desire it, that you believe that this time space reality has the wherewithal to satisfy that intention.)
そして、ストーリーを語るときに大切なのは、その世界がもたらしてくれるスリルや冒険の感覚です。
冒険のように感じる。はしゃぎ回っているように感じる……どこに行けるかには終わりがないように感じる。すべての疑問に答えがあるように感じる。
Abraham-Hicks Publications
(It feels adventurous. It feels frolicking… It feels like there’s no ending to where we can go. It feels like there are answers to every question.)
語るのは、声に出しても出さなくても、どちらでも大丈夫です。大切なのはそのときに感じる感情です。
声に出した方が気分がいい人は、そうした方がいいでしょう。
書くのが好きな人は書いて、歌うのが好きなら歌うのがいいでしょう。
大切なのは、改善したい人生の側面について前向きな感情で満たされ、胸が高鳴る感覚を感じながら新しいストーリーを語り続けることです。
語り続けてあなたの波動がすっかり変化したとき、驚くような現実が目の前に現れるでしょう。