ある日の引き寄せワークショップのメモ。
引き寄せというのは、思考で考えたことを実行するのではなく、感情という波動で引き寄せることです。
そのことがわかるエイブラハムの対話です。
【基本】引き寄せの進歩がないような気がするときは、この質問をしてみよう
男性:
私の人生には、自分のアライメント(調和)がぴったり合っていた時期がたくさんあります。そういう状態のときは、変化を求めて一歩踏み出すのも苦になりません。
でも、(アラインメントではない状態に)戻ってきてしまうと、良い状態に戻れず、まるでゼロからやり直しているような気分になります。本当に…本当に大変で、(調和した状態に)ポンと入ってポンと出ることができません。
エイブラハム:
そうですね。その場合、あなたは自分が望むものと望まないものについて、ほぼ同じ時間を費やして話しています。そのため、本当に望むものに関して、何の勢いも得られていないのです。
ですから、これは集中力をもう少し鋭くするだけの問題です。願望について太極的な見方をすること、つまり行動を起こす前にもっとしっかりとした基礎を築くことについて話してきたのは、まさにそのためです。
ゼロからやり直す必要はありません。そう感じるかもしれませんが、それは相対的なものです。
どういうことかというと、あなたが本当に何かを望んでいるとき、明確で具体的な方法で何かを望むほど、それが存在しないことが、とても目立つのです。ですから、あなたはゼロからやり直しているわけではなくて、着実に進歩はしています。もう少し集中すれば、もっと速く進歩できるでしょう。
あなたは自分の感情を気にしていますか?
男性:
もちろんです。
エイブラハム:
あなたは思考で進んでいるのか、それとも感情で進んでるのか、あるいはその両方で進んでいますか?
男性:
両方です。
エイブラハム:
あなたは思考的ですか、それとも感情的ですか?
男性:
両方です。
エイブラハム:
あなたはどちらかというと頭で考えてますか、それとも感情に気を配っていますか?(会場笑い)
男性:
…頭で考えてます。
エイブラハム:
とても思考的です。感情的というよりは、はるかに思考的です。
あなたは非常に頭の回転が速いですね。物事をじっくり考えたり、物事の根底にたどり着くのが好きですね。
私たちはあなたにこう言いたいのです。根底などありません。
根底などないのです。何かを根底から理解しようとするときはいつでも、願望実現の邪魔になる波動を練習しているだけなのです。それが、私たちがあなたに伝えたい一番大切なことです。
気に入らないことを細かく探ろうとするのを少し控えてください。細かいことを探求する時間が減れば、その細かいことを活性化する時間も少なくなって、あなたは大きな進歩を遂げられるでしょう。すぐに自分でも実感できるはずです。