恋愛初期の女性からご質問をいただきました。
彼から「何を考えているのかよくわからない」と言われました。私としては、一緒にいる時は楽しいし、笑顔も心がけているし、お礼もちゃんと言っています。彼の話もよく聞くようにしています。何がよくなかったのでしょうか?
この「何を考えているのかよくわからない」問題は、無口で大人し目の女性にはよくあることです。
あまり喋らない女性はいろいろな人から「何を考えているのかわからない」と言われます。
酷いときには「不気味」とまで言われます。
そこまでは言われなかったとしても、お付き合いしている男性から「何を考えているのかわからない」と言われることは、無口で人見知りな女性にとってはショックなことです。
本当はただ緊張しているだけなのに、もうそれだけで「嫌われた?終わった?私ってば魅力ない?」と勘違いして破局へと突き進む女性もいらっしゃいます。
まさに悲劇ですね。
そうならないためには、男女の恋愛観の違いについてちょっとだけ知っておく必要があります。
男性というのは、女性に比べると「目に見える成果」というものにこだわります。
仕事においてもそうですが、恋愛でも何かしらの目に見える成果がないと不安になってしまう生き物です。
女性も成果にこだわることはありますが、やはり男性の方がその傾向が強いです。
女性とお付き合いしていても「今のこの関係はどのくらい上手くいってるのか」を確認したいと思っています。
ふんわりしてて手応えがないと不安になるのです。
「はっきりしてほしい」とか「確かめたい」と無意識のうちに思っています。
男性というのは「成果主義」なんです。成果が大事で「成果物命」です。
成果主義で「上手くいっているかどうかを確認したい」と思っていますから、あまり喋らなかったり、感情表現が苦手な女性に対しては、「何を考えているのかわからない」という感想を持ちます。
成果を確認したいのに、それができなくてモヤモヤしてしまうんですね。
ですから「何を考えているのかわからない」発言自体は問題ではありません。
あなたのことがそれだけ気になっているということです。
「何がよくなかったのでしょうか?」とご質問されてますが、何も悪いところはありません。
でも、彼のモヤモヤを払拭してあげられたら、もっといいですよね。
彼が「わからない」発言をどこかでした場合には、成果物をはっきりと見せてあげることが大切です。
でも成果物って?何?と思いますよね。
「◯っ◯◯?」
違いますからね。
「◯っ◯◯揉む?」も違います。
成果物とはこの場合、「デートリクエスト」のことです。
デートリクエストとは、「デートをリクエストすること」です。(懐かしの小泉構文)
具体例
「この前一緒に食べたカラスミのパスタ、美味しかったからまた食べたい」
「ドライブ楽しかったからまた行きたい」
「◯◯さんの声を聞いていると安心するから電話してほしい」
このようにリクエストすると、一つひとつのリクエストが彼の中では「好感度ポイント」としてカウントされます。
とは言え、無口な照れ屋女子にデートリクエストは、ややハードルが高いかもしれません。
でもリクエストのチャンスは、探せば無限にあります。
「携帯を買おうと思ってる。店員さんと話するの苦手だから一緒に来て?」
「ご飯食べきれないから半分食べて?」(注:ダイエット中と言わない)
「ここ分からないから教えて?どうやるの?」
「重たいから持って」
「疲れたから座って休みたい」
「フタが開かないから開けて」
「虫怖いから追い払って」
無口な照れ屋女子は、このようにリクエストしていきましょう。
デートのたびに、必ず何か一つはリクエストをするということを心がけてください。
恋愛関係構築には、お礼のメールよりリクエストが大事です。
リクエストの際に、大事なポイントが一つあります。
それは、「◯◯だから、〜〜して」という構文に当てはめてリクエストすること。
男性に限らず、人って理由なくリクエストされると「何でだろう?」と不審に思ってしまいます。
たとえ付き合い始めの恋人同士でもです。
逆に、理由をつけると、たとえヘボな理由でも「そうなんだ!」と納得してしまいます。
そしてたくさんリクエストすればするほど、あなたに対する好感度はアップしていきます。
どんどんリクエストして楽しい時間をたくさん作っていってください。
ではでは。