ある日の引き寄せワークショップのメモより。
一人の男性が、思考が現実になるプロセスについて質問しています。
エイブラハムの答えはいつも同じで、波動の現実はあなたが今ここで創造しているのだということです。
求めるものがフェラーリでも、満ち足りた人間関係でも、同じこと。
そんなお話です。
【修正するな創造しろ】波動バージョンの自分に向かってスピードを上げていく

男性「すべての周波数は、パラレル・リアリティのような、無限の現実みたいなものですか?
たとえば、私がカリフォルニアでフェラーリを運転している自分を想像したとすると、今ここで波動バージョンの私がそれをしていることになって、それが、いわゆるボルテックス(波動の現実)なのですか?」
エイブラハム「ええ、それが私たちが波動の現実と呼んでいるもので、ボルテックスの中にあります」
男性「つまり、私はその波動バージョンの自分に向かってスピードを上げていく…」
(注:エスターはしばしば、この波動の調整のことを「波動バージョンの自分に追いつくようにスピードを上げる」と表現しています。)
エイブラハム「波動のスピードを遅らせるものは何ですか?」
男性「抵抗。つまり、否定的な思考です」
エイブラハム「電気の話で言うと、振動を速めるのは抵抗を減らすことです。そして、振動を遅らせるのは抵抗を増やすことです」
男性「 抵抗というのは、車にブレーキをかけるのと同じことですね?」
エイブラハム「そうです、そうです。あなたが発する抵抗が少なければ少ないほど、あなたの思考の波は高周波になります。
それで、ソースには抵抗がありませんから、非常に高い周波数を保っています。
そして、あなたがソースの波動に同期するとマニフェステーション(現実化)が起こります。
つまり、ガレージにフェラーリが現れるのです」
男性「それで、ええと…誰かが言っていました。
これはつまり、まったく違う世界に行くようなものだと。
例えば、地球に無限のバージョンがあるようなもので、だからこの現実を修正(fix)したり、変えたりする必要はないと。
別の現実に移行することで、修正する必要性がなくなるのだと」
エイブラハム「ええ。あなたは別の現実を創造して、そこに行くだけです」
男性「だから、それを修正するために重荷を背負う必要はなくて、ただ別の場所に移動するだけということですね?」
エイブラハム「そうですね。修正すると言ったっても、別のガレージに別の車を用意するだけですから」
(一部笑い)
男性「なるほど、確かに。
あと…普段交流する人々についてですが、もしその人たちが重荷を背負っているスピードのバージョンでいるとして、彼らと交流するときはどうすれば?」
エイブラハム「あなたはどんなバージョンの人たちとお付き合いするか事前に選ぶことができます。そのための波動の調整です」
(注:自分が波動の調整をすることで、それに見合った現実が現れるということです。車でも対人関係でも。これは「相手に親切にしたら相手からも親切が返ってくる、だから親切にしよう」といった類のコミュニケーションテクニックの話ではありません。波動と宇宙の関係についての話です。)