【恋愛】過去の「今」から脱却すると、理想の関係、理想の恋人が引き寄せられてきます。

エイブラハムによると、私たちが「今」見て聞いて触っているものは、過去の波動の産物であって、いわば「噛み終わって味のしなくなったガム」のようなものなのだそうです。

大事なのは、今は見えないし聞こえもしないけれど、確実に存在している「波動の現実」の方なのです。

これを理解すると、恋人との理想の関係や、理想の恋人を引き寄せるのが簡単になる…かも。

ということで、ちょっと解説してみたいと思います。

「今」とは過去形

Well, it’s because most humans offer most of their vibration, which is what we’ve been talking about all day. Your vibration equals your point of attraction. Most people offer most of their vibration in response to what they’re observing with their physical senses. See it, hear it, smell it, taste it, touch it. Therefore, it is. If I can see it, it is. If I can smell it, it is. If I can taste it, it is. If I can touch it, it is. If I can hear it, it is.

なぜなら、ほとんどの人が、波動の大部分を、自分の肉体の感覚で観察しているものに反応して発しているからです。私たちが一日中話してきたことですが、あなたの波動は、そのままあなたの引き寄せのポイントです。見る、聞く、嗅ぐ、味わう、触れる。故にそれは存在する。見えるから、存在する。匂うから、存在する。味わえるから、存在する。触れられるから、そこにある。聞こえるから、存在する。

つまり、多くの人々は、「今、自分の物理的な五感で捉えられるもの」を現実だと認識し、その現実に反応して自分の波動(思考や感情)を発しているということです。しかし、この「物理的に捉えられるもの」は、実は「過去の思考や感情の積み重ねが、形となって現れたもの」にすぎません。

例えば、もしあなたが今、恋人との関係が思わしくない状況にあるとします。あなたは物理的に目に見える相手の顔や、耳に聞こえる心無い言葉に反応し、「私とこの人との関係は悪い」と感じるかもしれません。しかし、この「関係が悪い」という現実は、過去のあなたの思考や感情の結果として今現れたに過ぎないものなのです。

なぜ「過去の『今』」から脱却する必要があるのか?

この「過去の『今』」に執着し続けると、次のような悪循環に陥るとエイブラハムは示唆しています。

Why do you keep dragging it around with you and depriving yourself of really where it’s at?

なぜ自分が「今」だと思っている、その過去形を引きずり回して、そこにある現実から自分から遠ざけているのですか?

あなたが「今」(物理的な感覚で)見ている、感じている現実は、あなたの過去の波動が具現化したものです。その過去の現実を引きずり回し、それに反応し続けることは、過去の波動を繰り返し発し、結果として同じような現実を順次たんたんと引き寄せることになります。

つまり、古い「今」に焦点を当て続ける限り、望む「今」(ボルテックスの中にある現実)にアクセスすることはできないのです。

これが、昨日の喧嘩を今日もしてしまう理由です。

脱却する方法

では、どうすれば「過去の『今』」から脱却できるのでしょうか? エイブラハムは、物理的な感覚に頼るのではなく、「感じること(feel)」の重要性を強調しています。

And we say, but there’s something else. There’s another sense. If I can feel it, it is. You all felt it today. You felt something in a really strong way. Some of you buzzed. Some of you cried. Some of you dropped your jaw. You felt it. You were there. It was your now reality, right here and now. You felt it. So, we’re just saying, don’t be so quick to see it and hear it, and smell it and taste it and touch it. Let yourself feel it.

しかし、私たちは言います。もっと別の感覚がある、と。「感じられるなら、それは存在する」という感覚。皆さんは、今日それを感じました。何かをとても強く感じました。ある人は興奮し、ある人は泣き、ある人はあっけにとられました。あなたはそれを感じました。あなたはそこにいたのです。それは「今ここにある」あなたの現実でした。あなたはそれを感じました。だからこそ私たちは、言っているのです。そんなに早く見て、聞いて、匂って、味わって、触れてしまわないでください。感じることをしてください。

ここで言われているのは、物理的な現実を五感で捉えることに先立って、つまり、見えた聞こえたものに瞬間湯沸かし器的に反応する前に、望む現実を「感じる」ことです。

つまり、まだ現実として現れていないけれど、ボルテックスの中に存在する「波動の現実」を、今ここで体験することです。

例えば、恋人と良い関係にあることを望むなら、昨日の喧嘩をまた今日もするのではなく、恋人がいることの安心感や、自由さ、喜びを今ここで感じるということです。

そうすれば、それがこれからやってくる現実になるからです。

この「過去の『今』からの脱却」は、私たちが慣れ親しんだ現実の認識方法を根本から変えることを意味しています。物理的な証拠に依存するのではなく、ボルテックスに入ることで望む現実を創造する。それがエイブラハムのメッセージです。

しかし、こんな恋愛論を読みたい人いるんか?w

いたとしたらかなりの変わり者ね。

とりま大事なのは、恋人とどんな関係を構築したいか、前もって計画することです。

そうすると、そういう人が現れます。