ある日の引き寄せワークショップのメモより。
今回は、ある女性事業家からの相談です。
最初は楽しかったビジネスがだんだんうまくいかなくなってエイブラハムのところに相談に来た模様。
女性はビジネスを一旦棚上げにしたそうですが、その後どうしたらいいかわからなくなっています。
ビジネスに限らず、このようなことはたまに起こります。
例えば、最初は楽しくて書道教室に通っていたけど、状況が変わって通うのが難しくなったり、上達を感じられなくて、最初の頃ほど楽しめなくなったり。
さて、そんなときはどうしたらいいんでしょう?教室通いを続ける?それともやめる?
エイブラハムの答えを聞いてみましょう。
【宇宙の声を聞く方法】何かがうまくいかないときは続ける?それともやめる?エイブラハムに聞いてみよう

女性相談者「ここ5年くらい、すごく楽しいビジネスに関わってきたんです。他の人の役に立っているって感じられたし、彼らが探していることの道しるべになれている気がして。
でも、なかなかうまくいかなくて、だんだん頑張りすぎてるんじゃないかなって思うようになったんです。
ほとんどいつも無理してたというか。」
それは、うまくいかなかったのも当然でしょうね。
女性相談者「何とか良く見せようとはしたんですけど…。」
結果を気にしないのは難しいですよね。結果に影響されて、次どうするかとか、その次どうするかも変わってきますし。周りの人が楽観的じゃない時に、自分が楽観的でいるのも簡単ではありません。でもできるんですよ。
女性相談者「だから、しばらくの間、そのビジネスを棚上げしてみることにしたんです。手放してみたらどう感じるかなと思って。まあ、もしかしたら…って。」
手放してみて、ホッとしましたか?
女性相談者「ホッとしました。確かにホッとしました。楽しんでやっていたことだったんですけどね」
ホッとしたっていうのは、そのビジネスが正しかったとか間違っていたとかいうことではないんです。あなたがそのビジネスについて考えていたやり方に、何か矛盾するエネルギーがあったということなんです。
そして、決断をしてホッとしたと感じた時、その矛盾するエネルギーが解消したんです。それが抵抗の少ない道ということです。
女性相談者「はい。だから、完全に手放すべきかどうか、まだ迷ってるんです」
ここからが本当に聞いてほしいところなんです。あなたの質問がすごく明確で、本当に感謝しています。
心配とか不安な気持ちから、自分にとって何が一番いいかを決めることはできません。なぜなら、心配や不安を感じている時というのは、もっと広い視点とズレてしまっていて、物事を十分に広い視野で考えることができないから。
いつも流れている源のエネルギーをあなたが感じ取るためには、ちゃんと波長を合わせて、受け入れて、スイッチをオンにする必要があります。
人はよく、メリットとかデメリットとか、プラスとかマイナスに基づいて決断します。仕方ないことですが。客観的になろうとして、統計とかそういうものに頼ろうとします。
でも、本当に理解してほしいのは、何がうまくいっていないかに意識を向けている状態で決断を下しても、それが本当に自分が望むことと調和しているかどうかを知る方法はないということです。絶対にできません。
だから、しばらくの間、棚上げするのは良い考えです。一歩引いて、それについてどう感じるか見てみるのも良いでしょう。
でも、あなたが本当にやりたいことは、問題とは距離を置いて、気持ちがいいなと感じることに波長を合わせることなんです。
人生のこの部分が楽しいから、そこに波長を合わせる。
瞑想すると波動の高まりを感じるからそこに波長を合わせる。
この音楽が素敵だから、この会話が気分を高めてくれるから、
そして、あの景色は本当に美しいからそこに波長を合わせる。
この散歩は本当に気持ちがいいからそこに波長を合わせる。
そうやって、気持ちの良いことの流れ、連続するものを選んでいくんです。そうすることで、しばらくの間、ほとんどの間、波長が合って、受け取りモードになって、引き寄せのスイッチが入った状態になります。
そして、そうなると、インスピレーションが湧いてくるんです。それはどこに行くべきかのインスピレーションであって、どこに行ってはいけないかのインスピレーションではありません。どこに行くべきかのインスピレーションです。
あなたのボルテックスの中には、たくさんのものがあって、それがあなたを呼んで、呼んで、呼んでいます。
そして、嫌な気分になる状況を見たというのは、ボルテックスからの呼びかけが止まったという意味ではないということ。
ただ、あなたが呼びかけの範囲外にいるということなんです。
なぜなら、あなたが望むものへの呼びかけが止むことはないからです。これは重要なことです。この会話で一番重要なことです。
あなたの源からの呼びかけ、あなたのボルテックスからの呼びかけは、決して止まりません。
もし、あなたがそれを聞くことができないとしたら、それはあなたのボルテックスが呼んでいないからではありません。あなたが、それを聞くことができない周波数に同調しているからです。
あなたの内なる存在は、あなたが今いる場所と比べて、どこにいたいかを常に知っていて、常にあなたを呼んでいます。抵抗の少ない道へと呼んでいます。
さて、その抵抗の少ない道というのは、そのビジネスを文字通り棚上げすることかもしれません。それが抵抗の少ない道である可能性は十分にあります。
でも、その呼びかけが何であるかを本当に感じようとしない限り、あなたはそれを知ることはできません。
あなたにとって役に立つ質問は、「私は何に呼ばれているんだろう?」です。「私は何から避けたいんだろう?」ではなくてね。
「私は何に呼ばれているんだろう?」「私は何に呼ばれているんだろう?」「私は何に呼ばれているんだろう?」
そして…解決策志向でいてください。前向きであってください。わかりますか?
それは、問題と格闘してきたほとんどの人間にとっては、難しいやり方かもしれません。
でも、それが宇宙の仕組みなんです。それがあなたの内なる存在との関係なんです。
これはあなたとお母さんとの関係とは違うものです。
あなたの周りの人との関係とも、ほとんどの人がお互いに持っている人間関係とも違います。
でも、それがあなたがあなたの内なる存在と持っている関係なんです。そして…その調整をすることが重要です。
そうしないと、あなたが言ったように、「どうしていいかわからない」となってしまうから。
もしわからないなら、あなたは同調していません。もし確信が持てないなら、あなたは同調していません。
質問ができるくらい確信が持てて、そして答えが来ると、もっと確信が持てるようになります。そうすると、決断が明確になってきます。
何事も決して終わりではありません。ただ、決断があって、そして決断があって、そして決断があって、そして決断があるだけです。なぜなら、創造は決して完了しないからです。
それはただ「さて、次は?」「さて、次は?」「次は何?」「次は何?」と続くだけです。
決して自分に厳しくしないでください。何かをじっくり考えたいと感じたらそうしてください。熟考と意図的な創造は同じことです。全く同じことです。
だから、もし何か少しでも気になることがあれば、そのことについて熟考するのは素晴らしいことです。適切なことです。
なぜなら、質問をすることで、宇宙はあなたに答えを聞く機会をもたらしてくれるからです。
そしてあなたを次の場所へ、そしてその次の場所へと連れて行ってくれます。
そして、どんなことにも、全面的に間違った答えとか、全面的に正しい答えというものはありません。
どんな答えも、あなた個人に合わせて、特別に誂えられたものだから。
あなたの内なる存在はあなたを知っていて、あなたを尊敬していて、あなたに語りかけています。
そして、あなたの唯一の仕事は、それを聞くことができるくらいに、自分の気分を良い状態に保つことです。
(注:この記事に関してご質問のある方は、こちらから無料のメルマガに登録の上お問い合わせください。いただいたご質問にはブログ、メルマガ等でお答えしていきます。感想や体験談などもお待ちしております。)