引き寄せの本などを読んでいると、VORTEX(ボルテックス)、マニフェスト、アライン、Source(源)と、さまざまな用語が出てきます。それで…少々混乱しています。本を読むとワクワクして叶えたいこともたくさん出てきますが、具体的にどうしたらいいのかよく分かりません。
なんでもそうですが、学び始めの最初の頃というのは、慣れない用語や概念がたくさん出てきて戸惑いますよね。
特に「引き寄せの法則」というのは、物理学に例えると「ニュートン力学」から「量子論」へのパラダイムシフトですから、簡単には理解できないのも当然です。
これまで「天動説が正しい!」と思い込んでいたのに、「真実は、地動説だった!」と考えを変えるくらいには難しいです。
それでもエスターが30年以上の長きにわたって、エイブラハムの言葉をわかりやすく噛み砕いて伝えてくれたおかげで、またメディアの発達により、私たちも昔に比べるとはるかに簡単に引き寄せの世界に入っていくことができるようになりました。
今回は「マニフェステーション・コンプリート・ガイド」ということで、私の実体験を元に、エイブラハムの引き寄せの原点をお伝えします!
引き寄せを学び始めたけど、願いを叶えるために「具体的にどうしたらいいのか分からない…」という方は、参考にしてみてください!
【エイブラハム流引き寄せ】マニフェステーション・コンプリート・ガイド【実体験ベースのやり方をご紹介】
まず、ご相談者さまは「叶えたいこともたくさん出てきます」とおっしゃっていますが、たくさんの願い事があるのはそれほど問題ではありません。
なぜなら、前向きな良い気分で1つのことにFOCUSすれば、あなたの波動は整理されて、他の願い事にも良い影響を与えるからです。(波動的マルチタスク)
まだ現実になっていない願い事もVORTEXの中には、間違いなく存在しています。
*VORTEX(ボルテックス)というのは、あなたの願望が波動的に預託されている場所
願い事がたくさんあるとしますよね。例えば、「安らぎの瞬間」「親しい人との楽しいやり取り」「生涯の友」「恋人」など。
この場合、たくさんある中から一つを選んで、真に明るくて前向きな想いでそこに集中するということが大切になってきます。
真に明るくて前向きな想いでそこに集中するということが「VORTEXの中に入る」ということです。
どのように集中するのかというと、ちょうどお料理を目で見て、匂いを嗅いで、口に運んで味わう時のように、自分の願い事について嗅いで味わって触れてみるのです。
これらは、あなたがVORTEXの外にいるときには、見たり感じたりできないものです。
心の目で見て、心の耳で聞いて、嗅いで、触れる。
現物としてそこにないものを、今ここで感じる。
そして、安心安全を感じる。
快適さを感じる。
自由を感じる。
それがVORTEXの中にいるということです。
着実な感じ。
それを達成したときの誇らしい感じ。
欲しかったものが手に入って嬉しいという感じ。
金銭面でのバランスが取れている感じ。
自分はよくやっているという感じ。
そうやっていると、あなたはそこへと運ばれていきます。
何の話?と思われるかもしれませんが!笑、これこそが、願望実現への至高の道です。
自分が願うことについて「それはどんな感じがするのか」繰り返し感じる。
願いと調和する。(*この調和をアラインと言います)
そうすることで願いは現実へと向かっていきます。つまり、引き寄せられてきます。
エイブラハムは、私たち全員が「現実のクリエイターである」と言っています。
誰でも、自分の創造者であり、現実の創造者です。
なりゆく自分を想像することで、自分の現実を創造しています。
だからこそエイブラハムは
「Practice the feeling of it.(その感覚を繰り返し練習しなさい)」
と何度も言っているのです。
1つ願いを定めたら、朝に晩にとその感覚を練習します。
それが本当のことだと感じられるまで練習します。
そうすると、あなたの波動がどんどん整って、それに呼応するように現実が展開していきます。
*この願ったことが現実世界に現象として現れることをエスターは「マニフェスト」と呼んでいます。
ですから、状況がどうであれ願いを叶えるために唯一やるべきことは
「Get into the VORTEX.(ボルテックスの中へ入る)」
ことです。
ときどき、エスターが登壇して参加者からの質問を聞いているときに、質問を遮って
「ちょっと待って。あなたはVORTEXの中から話してる?それとも外から?」
と逆に問いただすことがあります。
質問者が
「外から…かなぁ?」
と、もごもごしながら答えると、エスターが
「外には何もないわよ」
とピシャリと切り返します。
願っていること、解決したいことについて、どんな感じを持っているかが大事なのです。
手に入って嬉しいという感覚。
すっかり解決したときの爽快感。
そのような感覚に、朝に昼に晩に浸るということが「Get into the VORTEX.(ボルテックスの中へ入る)」です。
しかしながら多くの人が望んでいない状況にFOCUSし、そこに浸っています。
そして、願いが叶わない叶わない叶わない、上手く行かない上手く行かない上手く行かないと文句を言います。
それは叶わなくても当たり前です。
宇宙はあなたの波動に応えているだけなのですから。
多くの人がやってしまっているのは、現状の追認です。
「上手く行かないと感じている」ゆえに「上手く行かない」です。
「こんな世の中は間違っていると感じて不快」ゆえに「不快」です。
ですが、私たちが実際に目で見て、耳で聞いて、触れているものは現実のほんの一部でしかありません。
氷山の一角です。
上手く行かないように見えるときにも、現実は多くの可能性を秘めています。
その見えない可能性を引き寄せるための方法論が「Get into the VORTEX.(ボルテックスの中へ入る)」です。
VORTEXにFOCUSして、そこに調和するときにようやく、願いはマニフェスト、つまり現実のものとして見て聞いて感じられるようになっていきます。
抵抗が解放され、平和へと至る道です。
以上、エイブラハム流引き寄せ「マニフェステーション・コンプリート・ガイド」でした!
上達するといろんなものを引き寄せられるようになりますし、スピードもアップしていきます。
練習がんばってください!
ではまた!
「エイブラハムの言葉」
ワクワクする気持ち、情熱の波動、平和で穏やかな感覚こそ、本来のあなた自身の波動であり、物質世界へとやって来たときの波動、そして「大いなるすべて」と調和のとれているあなた固有の波動です。