本来の自分(インナー・ビーイング)と調和する。とても大切なことだと思います。しかし、実際には、無意識に他人が羨ましくなったり、嫉妬心を抱いてしまったりします。このような感情はどのようにして納めればよいのでしょうか?やはり、これも寛大な自分になって受け入れるのが良いのでしょうか?
他人が羨ましくなったり嫉妬心を抱いてしまったり、恋愛中でもそうでなくても人はさまざまな感情に振り回されてしまいます。
嫉妬が原因で関係が最悪のものになってしまうこともあります。
できればそんな嫉妬の感情に振り回されたくないですよね?
エイブラハムの教えは嫉妬心にも対応できるのでしょうか?引き寄せ的にはどのように考えたらいいのか、私がエイブラハムから学んだことをお伝えいたします。
「すぐ嫉妬してしまって苦しいです」嫉妬心を治める恋愛引き寄せのやり方
エイブラハムが言うには、まず、ネガティヴなものにせよ、ポジティブなものにせよ、自分の「感情」に気づくことは引き寄せの第一歩であると言っています。
自分の「感情」、つまり今感じていることに気づく、これが引き寄せのスタート地点です。
だから「自分には嫉妬心がある」とか「あ、これは嫉妬だ」と気づくのはいいことなのです。
センシティブ(感覚が鋭い)であるということはいいことであると言っています。
引き寄せでは「感情」をガイダンスシステムとして活用します。
ネガティヴな感情のときというのは、望んでいないものをぐんぐん引き寄せているときです。
そして「感情」はそれを知らせてくれるサインです。
教えてくれているのです。「そっちじゃないよ!」と。
嫉妬もそうです。その感情を保ったまま望んだ地点(JOY、FUN、SATISFY)へはたどり着けないよ!と教えてくれているのです。
だから嫉妬は良いことだ、とまで言っています。(自分の現状に気づいているという意味で)
そもそも、嫉妬はどこから来るかというと「自分には◯◯がない」という欠落感から来ています。
「自分には魅力がない」とか「パートナーがいない」とかですね。
他人は何かいいものを持っているのに自分にはないという欠落感、それが嫉妬の原因です。
そんなときでもエイブラハムは、自分の美点(POSITIVE ASPECTS)に注目するようにとアドバイスしています。
自分に批判的になることをやめて、良い点を見つけなさいと。そして望んでいることに注目しなさいと。
これをエスターは「Escape into the Vortex!(自分の望みが叶う場所に非難しなさい!)」と言っていて、この言い方はすごくいいなと思っています。
この視点の切り替えは、慣れないうちはかなり難しいんですけど…。(私もしばしば失敗します)
でも多少強引にでも「こっちへ行く!」と決めて進み始めればSource(本来の自分)が応援に駆けつけてくれますから、一旦その流れに乗ることができれば、最初に思ってるほどには難しくありません。
一つだけ明らかなのは、他人を羨ましがっていても望む人間関係(例えば、安心や満足の関係)は得られないということです。
自分はどんな人間関係を望むのか、そしてそれはなぜなのかということを考えて明るい気持ちになるとき、そのような人間関係が引き寄せられてきます。
だから嫉妬の感情に振り回されそうになったときは、何でもいいから今より気分の良くなるものやこと、考え方にシフトすることです。
まさに「Escape into the Vortex!(自分の望みが叶う場所に非難しなさい!)」です。
なんでもいいんですよ。お気に入りのマンガを読むとか音楽とか、友達に電話するとかお茶するとか、気持ちの方向を変えられるものならなんでも。
それで変えたらその変えた気持ちをキープするようにします。
「寛大さ」とはちょっと違うんですけど、そういうことを繰り返しているうちに、「いい気分でいたらいいものが引き寄せられてくる」ことが体感できるようになるはずです。その頃には「嫉妬なんかしている場合ではないわ」ということが分かるのではないかと思います。
「嫉妬心」については以上です。安らぎの毎日をお祈りしております!